2025.02.24

【2025年版】オススメの夏野菜苗~トマト編~

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【2025年版】オススメの夏野菜苗~トマト編~

先日、赤松種苗でも夏野菜苗の予約受付を開始いたしました!
というわけで、今日から複数回にわけてオススメの夏野菜苗を紹介していきます。
第一回はトマトです。
赤松種苗ではこのような品種を取り扱っています。
  • AMAZON
  • チョコちゃん
  • ミドリちゃん
  • ボンジョールノ
  • とってもアイコ
  • キャロルツリー
  • トマトベリーガーデンⅢ
  • ジャングルトマト
  • 麗夏
それぞれに良さがありますが、ここから3品種に絞って詳しく説明していきます!

オススメのトマト苗1:AMAZON

                                                                                                                                        photo by ITmedia
まず1つ目は、トマトらしい赤に黒の斑点がゼブラ柄のように入った「AMAZON」です。約30g程度に成長する中玉トマト。2018年に発表された新品種で、見た目と名前のインパクトが大きいAMAZON。ただ、このトマトの特徴はその見た目だけではありません。うまみ成分と呼ばれるグルタミン酸やアスパラギン酸、リコピンの含有量が従来品種と比べ1.5~2倍ほどの数値を持ち合わせています。味についても果肉には歯ごたえがあり、酸味は控えめで甘みとうまみが強いトマトなんです。成熟期間は長く晩生。市場価値が見込める品種ですから農家さんや販売を目的にされる方へ特におすすめの品種です。どこのスーパーでも手に入るような品種ではありませんから、ご自分で栽培してご家庭で楽しんでいただくのもオススメの品種です。苗ですから種から成熟させるよりも低リスクで気軽に楽しむことができます。

オススメのトマト苗2:トマトベリーガーデンⅢ

                                  photo by トキタ種苗
次に紹介するのは、ハート型の果実をつけるミニトマト「トマトベリーガーデンⅢ」です。可愛らしいハート型の果実で食卓を豊かにしてくれます。このトマトの最大の特徴はその「甘さ」とトマト独特の「臭いの少なさ」にあります。トマト嫌いの子どもはその青臭さと食感が特に気になるようです。つまり、この品種はトマト嫌いを克服するのにうってつけであるというわけです。甘みも強くて肉厚、トマト臭さが少なくて見た目がキュート。是非、トマト嫌いのお子様と一緒に育ててみてはいかがでしょうか。耐病性が高く、裂果も起こしづらい品種のためご家庭での栽培に特にオススメの品種です。サラダ、トマトジュース、デザート感覚でも楽しめる甘くてジューシーなミニトマトです。

オススメのトマト苗3:ジャングルトマト

                                                                                                                              photo by トキタ種苗
最後に紹介するのは、トマト栽培特有の手前を省いて栽培できるミニトマト「ジャングルトマト」です。従来のトマト栽培では必要とされてきた「脇芽かき」や「摘芯」が不要なんです。「脇芽かき」とは枝の葉つけ根部分から次々と伸びてくる脇芽を摘んであげることで日当たりや風通しの悪さを改善させてあげることを言います。これをしないと病害虫に負けたり成った実が小さくなってしまいます。しかしこのジャングルトマトは枝分かれごとに果房をつけ、安定したサイズで果実を収穫することができるというわけです。その分枝にかかる重量が増えるため、江倒れのリスクはあります。ただ生育旺盛な品種のため、もし折れてしまっても短期間で着果してくれます。つまり手間がかからずに栽培に失敗してしまうリスクも少ない品種なんです。もちろん味わいは私たちがよく知るミニトマトと変わりません。物価高騰の中で食卓を彩ってくれる多収が見込める品種です。
今回はトマト苗についてご紹介してきましたが、今後も定期的にオススメの夏野菜苗を紹介していきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
是非、今年はなんの苗を植えようかと迷っている方や悩んでいる方は、赤松種苗へご相談ください!